2018年07月06日

2019年度小渕プログラム大学説明会@沖縄国際大学 行ってまいりました!

はいたい赤ハイビスカス

今年の小渕プログラム大学説明会、第2弾として、627日(水)に沖縄国際大学さんへお邪魔してきました車

今回は、ゲストスピーカーとして、沖縄国際大学 グローバル教育支援センターで留学コーディネーターとして勤務されている大城章乃さんをお招きしました。大城さんは、昨年12月までハワイ大学大学院で社会学を学ばれ、今年1月に帰国し、同4月より現職に就いていらっしゃいます。まさに、つい半年前までは小渕奨学生としてハワイで生活していらっしゃったんですピース

では、今回もまずはセンター長 糸数によります小渕プログラムの概要からスタートです。センター長は、沖縄国際大学で週2回教鞭をとっておりまして、まさにご自身の本拠地での説明会となりますコレ!

2019年度小渕プログラム大学説明会@沖縄国際大学 行ってまいりました!

次は、大城章乃さんのお話です。冒頭、うちなーぐちの挨拶から始まり、大城さんが大学生のときに疑問に思ったことや感じたことを中心に、まさに大学生の皆さんへのメッセージ性あふれる貴重なアドバイスをたくさん聞くことができましたキラキラ 

2019年度小渕プログラム大学説明会@沖縄国際大学 行ってまいりました!

(1)大学院とは何か?

・留学には様々なタイプがある。その中でも大学院留学は、かなりの英語力が必要となる。

・大学院とは自分の学びたいことを、狭く深く学ぶ場所である!

 ①新しいことを見つけるために研究する場所→大学教授、研究者、学校の職員、等

 ②キャリアアップのための通過点(必ずしも研究ではなく、今までの自分の範囲で新しい知識を得ることが目的)→看護師、教員免許、図書館司書、弁護士、等

・修士号→1~3年、博士号→2~7年

 

(2)出願するために必要なこと

・学士号を取得していること(大学を卒業)

・大学での成績がGPA 3.0以上であること

・英語力(TOEFL iBT 79100またはIELTS 6.07.0

・進学適正試験のスコア(GREGMATLSATMSAT

・研究計画(研究したい内容)

・推薦状23名分(大学の先生や職場の上司など)

⇒入学したい年の1年前に出願準備を完了してないといけない!

英語初心者がTOEFL iBT100点取るには2年かかるといわれている。つまり、留学への準備期間は23年必要!!!

 

(3)今できること

・大学の勉強をがんばる→学士号を取得、GPA 3.0以上

TOEFLIELTSの勉強を始める

GRE等の適性試験を受ける

・何を研究したいか考える

・推薦状を誰にお願いするか計画をたてる

・情報収集!!!

 

(4)小渕プログラムでの「沖縄の将来を担うとは」

小渕プログラムに参加するということは、公的資金をもらって勉強するということ。沖縄の将来を担う国際的な人材育成を支援する日米両政府の合意に基づく共同プログラムである。出願エッセーの質問の1つに「小渕奨学生は留学終了後沖縄に戻り、沖縄の将来に貢献すべきである。どのようにそれを達成するか述べよ。」とあり、研究テーマと沖縄社会への貢献・影響について関連させて計画しなければならない。

2019年度小渕プログラム大学説明会@沖縄国際大学 行ってまいりました!

大城さんが大学4年生の時に留学を志すことになったきっかけは、ハワイ大学社会学部が出版している“Uchinanchu Diaspora”という本との出会いだそうです。ハワイ大学について調べるうちに小渕奨学金のことを知り、世界のうちなーんちゅに会いたいと思ったそうです。就職活動をせず、大学卒業後に帰沖されて1年間留学に向けて準備をされたそうです。ですが、もともと国内大学の社会学部ではない学部で学んでいたため、実際のハワイ大学大学院生活では大変苦労されたそうです。社会学に関する知識が足りなかったこと、そして研究目的が明確になかったことを理由に挙げています。

大城さんは、大学院に留学すると決めたらまずは焦らないこと!周囲が就職活動をしているのを見ても惑わされず、長いスパンで準備をすすめてほしい!と語っています。大学を卒業してすぐに大学院に行く人は少ないし、大学院で学ぶ人は年齢層が高く、1回何かを休んで一生懸命勉強した人や、違う仕事をしながら準備をした人が多いそう。 

また、大城さんは情報収集のために大学の先輩や小渕プログラム卒業生の先輩をFaceBook等で検索して連絡し、直接に会いに行ってお話を聞いたそうですぶーん

お薦めのサイト→ハワイ大学大学院社会学部 博士課程3年 朝比奈さん(大城さんの先輩)

『ホノルル4畳 社会学見習い日誌』http://blog.yukiasa.com

留学準備に関するとても具体的なアドバイスが盛りだくさんでした。大城さん、ありがとうございましたニコニコ

 

個別のQ&Aでは、以下のような質問がありました。

Q1. 来年出願するために今から準備したのでは遅いですか?

A1. 遅いです。

 

Q2. うちなーぐちの研究をするために留学を希望していますが、その場合、GREは必要になりますか?

A2. Linguisticになると思います。おそらくGREが必要であったと思いますが確認が必要です。

 

Q3. TOEICのスコアはあるのですが、それではだめですか?

A3. TOEFLもしくはIELTSのスコアが必要となります。


 

4か所での大学説明会も、一昨日の琉球大学での説明会が終わり、残すは沖縄キリスト教大学院大学での説明会を残すのみとなりました。


小渕プログラム説明会@沖縄キリスト教大学院大学

日時: 7月11日(水) 1215~お昼休み終了時まで

場所: シャローム会館 12教室

※予約不要、昼食持参可!

 

お気軽にご参加下さい!お待ちしておりますニコニコ

 

沖縄語学センター 事務局





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Posted by NPO沖縄語学センター at 11:16│Comments(0)小渕奨学金(ハワイ奨学金留学)
 
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