2018年11月17日

ミニGRE対策講座、開催しました!

はいたい花笠

少し遅くなってしまいましたが…
本日は、9月に行われたGRE対策講座の内容について、
ご報告したいと思います本

米国の大学院へ入学する際に、TOEFLやIELTSに加えて
必要な場合が多いのが、GREという学力テストのスコア。

実は日本国内でGRE講座を提供する機関は少なく、
県内では対策講座が存在しない…という中で、OLCでは
初めての試みとして期間限定のミニ対策講座を実施し、
とても貴重な機会となりました。

3日間にわたって、以下の内容で各講座2時間みっちり、
講座が開かれましたよ↓


■講座内容■
9/10(月)
数学:Quantitative Section (Daniel先生)
*幾何や方程式などの高校2年生程度までに
 学ぶ範囲の一部をカバー

9/11(火)
英文読解:Verbal Reasoning (Joshua先生)

9/12(水)
英作文:Analytical Writing (Kearney先生)


その中でも、本日は3日目に行われた、Kearney先生の
AWA(Analytical Writing Assessment) 対策講座
内容を一部、ご紹介しますね。GREを初めて受ける方に
向けて、基本的な内容をまとめました。


*************************
1.AWAを知ること
GREのAWAの対策で、まず知る必要がある大切なこと。
それは、このテストが、「2種類のエッセイの違いと
それぞれに求められる内容をしっかりと把握し、
限られた時間内で十分な量および質が確保された
エッセイを仕上げる力が求められるテストである。。。」
ということです。
そして、「英語が母国語の受験生にとっても、難易度の
高いtestであること」をしっかり認識して対策にのぞむ
必要がある、とおっしゃっていました。


2.Writingの模擬試験を、最低3回は試してみること
そして、「十分に対策を行ったあと、本番まで最低3回は
模擬試験の形式で実際にエッセイを書いて、GRE
エッセイの指導ができる講師に評価及び添削をして
もらうこと」をおすすめしています。


3.「評価」について知ること
形式について理解した後は、ぜひとも
ETSのホームページに掲載されているサンプルエッセイ
の中から、特に評価の高いエッセイおよびその評価、
そしてそのエッセイに対する採点者のコメントを読んで
みましょう。


4.2種類のエッセイの違い
①Analysis of an Issue
出題文の主張に対する自己の考えや意見を
はっきり述べ、そしてその意見を支える正当で
説得力のある根拠を論理的に展開します。

②Analysis of an Argument 
自分の意見ではなく、出題文の中でなされている主張や
仮定を見つけ出し、それらの論理性、論述方法や根拠が
正当であるか否かを客観的に分析、批評します。


5.Time managementについて
いきなり書き始めることだけは避けるように…
という前置きがあり、
“Take at least 5 minutes to plan,”
“20 minutes to write,” and “5 minutes to review.”
をおすすめしております。


6.普段の生活で心がけること
①“Read, read, and read”
GREで求められる語彙や表現、読解力や表現力を
身につけるために、着英語の論文、アカデミックな読み物や
経済紙などを毎日たくさん読みましょう。

② “Write, write, write” 
世界の政治経済、歴史文化など様々なジャンルの
トピックについてクリティカルに思考し、自分の意見や根拠を
アウトプットする練習をたくさん行いましょう。


*************************


GRE、と聞くだけで、難しそう…と尻込みしてしまう
かもしれませんが、このようにポイントが明確に
なると心強いですし、具体的な対策もさらに立て
やすくなりますね鉛筆

Kearney先生の対策講座では、それぞれのエッセイの例を
用いながら、重要なエッセンスについても説明をして
いただきました。

その詳細については、また次の機会にご紹介しますね。

お楽しみに~ニコニコ



沖縄語学センター事務局



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Posted by NPO沖縄語学センター at 11:31│Comments(0)GRE対策講座
 
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