2012年05月14日

モニターによるクラス紹介:マリー先生のクラス

モニターによるクラス紹介:マリー先生のクラス


西洋文化講座(in English)
日時:毎週金曜日9:10-11:00
場所:銘苅オフィス
講師:Marie Yamazato
料金:¥62,500(入学金、受講料、テキスト代込み。途中参加の場合は日割り料金となります。)

今回は、西洋の文化を英語で学ぶ、その名も西洋文化講座(in English)にスタッフがモニターとしておじゃましました。今日のテーマは"Mount Rushmore"です。上の写真にあるように、人物の顔が彫られた巨大な山をテレビで見た事がある方も多いのではないでしょうか。

このモニュメントがある地はSouth Dakotaという地域です。先生は地図を使って受講生に説明...
モニターによるクラス紹介:マリー先生のクラス
このモニュメントは、昔”Wild West”と呼ばれ無法地帯というイメージをもたれていた西部へ、東部からの観光客を呼び込むために彫られたものだと言われています。Billy the Kid という映画がありますが、昔のニューヨーカーなど都市部の人たちは西部地域に対してまさにその映画のような田舎で無法者、というイメージを持っていたそうです。「ちなみに”田舎者”は"country bumpkin"というのよ」と先生がしっかりトリビアを教えてくれます。

そして話題はこの彫られた人物たちが誰なのか、というお話に。先生が質問をすると受講生が答えていきます。

私はさっぱり顔がわからなかったのですが、George Washington, Thomas Jefferson, Theodore Roosevelt,そしてAbraham Lincolnだそうです。なるほど、これだけの偉人ならこの6階立てに相当する巨大なモニュメントになってしまうのか、と納得。。
このモニュメントが彫られた1927年当時の偉人たちを、総勢400名の人が14年間かけて彫り上げました。
作業方法はいたって簡易に聞こえるのですが、山の上からぶらさげた椅子に座った職人が彫っていったそうです。そんな質素な仕掛けですが期間中作業による死者や重傷者がでなかったというから少し驚きです。

クラスは次にディスカッションにうつり、「偉人のモニュメントをつくることをどう思うか?」「今現在、誰かのモニュメントをつくるとしたらあなたは誰のモニュメントをつくりたいか?」というトピックについて意見を出し合いました。
受講生からは、「賛成」という声や「琉球王国最後の王尚泰王の像を見てみたい」という声などがあがり、マリー先生の訪れた素晴らしいモニュメントについての話などで盛り上がりました。
モニターによるクラス紹介:マリー先生のクラス

マリー先生はみんなの意見を聞きながら、世界の素晴らしい美術館や博物館についてなど関連する点からどんどん話を広げていってくれます。先生の講義を聴くだけの講座というよりも、受講生全員が話をし、それぞれの意見を交換しながら西洋文化について学んでいく非常に面白い授業でした。魅力はクラスのサイズが小さく、和気あいあいとした雰囲気のなかでしっかり西洋文化について学べることと、マリー先生の次から次へと出てくる西洋文化についての知識です。ときおりジョークを交えながら、ニコニコと楽しそうに話しているマリー先生のおかげで笑いが絶えない授業でした。

来週は今回モニュメントの一人として紹介されたTheodore Rooseveltについて学びます。政治や歴史、文化など様々なトピックについてそれぞれのクラスを関連づけながら学んでいくので、このクラスを受けたあとは海外旅行にでかけたくなりそうです。英語だけではなくその地の文化や歴史についても学べるクラスでした。






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Posted by NPO沖縄語学センター at 10:18│Comments(0)授業の様子中級英語
 
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